[日誌] 刷新された公報のデータ構造について
公報
公報発行サイト及び公報のフォーマットが変わっても公開される情報量は、変更ないようです。なので、特許出願ココでは、引き続き同じ情報を取得していけるようです。
公報の内容について
以前、公報発行サイトが変わることを記載し、その公開フォーマットも変わることがわかっていました。ただ、実際に新しいフォーマットでの公開がされるまで何も新しいフォーマットに関して調べてきませんでした。
新しい公報発行サイトが運用されて、数週間経ちました。フォーマットの解析を行ってわかったのですが、公報のフォーマットが変わっても表示される内容に変更はないようです。特に意匠公報や商標公報は、SGMLからXMLに変わったので、特許公報や実用新案登録公報と同じ構成になったおかげで、とても解析が楽になりました。来月早々には、データ収集を開始できると思います。
商標公報の例
商標公報のXMLタグに”jptmk:MarkFeatureCategory”があります。この設定は、以下の項目を設定することができます。
設定 | 商標の特性種別 |
---|---|
Three dimensional | 立体商標・立体標章 |
Colour | 色彩のみからなる商標・色彩のみからなる標 |
Sound | 音商標・音標章 |
Hologram | ホログラム商標・ホログラム標章 |
Motion | 動き商標・動き標章 |
Position | 位置商標・位置標章 |
Other | その他の商標・その他の標章 |
これらは、以前のSGMLで設定していたものと同じ種別であるため、引き続き同じ構成をデータ収集できることがわかりました。ありがたいことです。
いずれ、上記に関するデータ集計を公開したいと思います。
まとめ
新しい公報のフォーマットになっても特許出願ココは、同じデータを収集していけそうです。