[特実] 2020年と2019年との公報数の比較
公報の発行数
多くの会社で在宅勤務が取り入れられ、社会活動が制限されているなか、特許庁の公報は、滞りはないのだろうかと思い、去年(2019年)との比較をとってみました。
公開特許公報
特許法第64条による特許出願公開公報です。出願から1年6月で公開されるものです。2020年4月になり少し減っているように思われますが、2019年と比べてもばらつきの範囲内と思われます。
再公表特許
国際出願のうち日本語でされたもので行政サービスとして公開されているものです。2019年と比べてもほとんど差はありません。
公表特許公報
特許法第184条の9による公報です。国際出願のうち日本語以外で出願されたものです。2020年の4月は、2019年より上っている状態です。
実用新案公報
登録された実用新案の公報です。2020年の4月は、2019年と比べても遜色ない状態です。
まとめ
世界的なパンデミックの中、特許公報は、2019年と変わらず定期的に公開されているようです。公開する業務は、在宅でもできそうですし、特許出願公開公報は、法律で出願から1年6月で公開すると規定されている以上、休めない業務なのかもしれません。