[PC] CloudReady(Chromium OS)を入れてみる(2/2)
CloudReady(Chromium OS)を入れてみる(2/2)
ThinkPad X61導入編
前回のメディア作成編で無事USBメモリーを作成することができたので、次は、そのUSBメモリーを使ってインストールすることにします。ターゲットPCは、つい先日までのこのサーバーをやっていたThinkPad X61(Core 2 Duo 1.8GHz: メモリー 1GB)といったマシンです。
USBメモリーをThinkPadに挿入し、電源を入れます。特にBIOS等の変更なしにCloudReadyの起動画面が表示されます。
遅いノートPCなのでしばらく待ちますが、じっと待っていると、言語、キーボード及びネットワーク(Wi-Fi)とを設定する画面が表示されます。
ここで設定をしてしまうと、USBメモリーを使ったブート環境(モバイル環境)のセットアップに入ってしまいます。ハードディスクにインストールしたい場合は、画面右下のアイコンをクリックしてメニューを表示させます。すると一番上に、ハードディスクにインストールするためのメニューが表示されます。
この言語等のセットアップを始めないという点がみそです。
インストール画面
あとは画面に従って進んでください。
ここだけハードディスク全体を書き換えるか否か聞かれます。新しいハードディスクで内容を消して良いものであれば、書き換える方を選んで進んでください。
インストールするPCによって変わりますが、15分くらい待ったと思います。ゆっくりお茶を飲んですごしましょう。何もやることはあります。
再起動
インストールが終了したら、再起動を聞かれるので再起動すれば終了です。USBメモリーを使って立ち上げたときと同様、言語、キーボード及びネットワークの設定が聞かれる画面が表示されます。設定をすると、次は、もうGoogleのアカウントの設定です。適切なログイン名とパスワードとを入力すれば完了です。
まとめ
CloudReadyはよくパッケージ化されており、特に何の問題もなく導入ができました。Chromebookのクローンがこんなに簡単に利用できるのは、とても便利です。みなさんも是非試してみてはいかがでしょうか。