商標法に関する公報いろいろ

公報発行サイト

公報発行サイトに掲載されている商標に関する公報は、2種類あります。特許にも2種類あるのですが、特許は、特許法第64条の出願公開と、同法第66条第3項の特許掲載公報で明確です。公報発行サイトの商標には、「商標公報」と「公開・国際商標公報」との2つの分類で開示されています。「商標公報」は、商標法第18条第3項の商標登録掲載公報です。ただ、「公開・国際商標公報」が不明。「公開・国際商標公報」にある「公開商標公報」は、第12条の2の出願公開でしょう。ただ、その他に「国際商標公報」と「公開国際商標公報」とが含まれていました。

「国際商標公報」・「公開国際商標公報」って何

名前から類推すると「国際商標公報」が登録後で、「公開国際商標公報」が登録前と思われます。ググッた結果、わかったことは、特許庁のホームページにあるこの情報くらい。

• 公開商標公報 Publication of Unexamined Trademark Application
• 国際商標公報 Publication of Registered International Trademark

想定通りですね。ただ、根拠条文や、2つの関係がよくわかっていません。事後指定の案件は、公開商標公報には載らないのか? 国際商標公報は、すべての国で登録されたときに掲載されるのか? 日本だけでも登録されたときに掲載されるか? 日本の商標公報にも掲載されるものなのか? 解析ははじめたばかりですが、今の段階で壁にぶち当たってしまいました。

まとめ

商標法は、いろいろなバリエーションがありそうです。商標自体も、文字・図形等から、立体、音、色彩と多彩です。出願形式も団体・地域・防護と多種多様。まだまだ壁にぶつかりそうです。解決次第このページにも載せていきたいと思います。