[PC] CloudReady(Chromium OS)を入れてみる(1/2)
CloudReady(Chromium OS)を入れてみる(1/2)
本日の紹介は、メディア作成までとします。
はじめてのChromium OS
長らくサーバーとして使ってきたThinkPad X61も新しいPCに置き換えることにしたため、その役割を終えてしまいました。そこで次なる使命として、いろいろなものにチャレンジする試験機として利用することにしました。
古いPCなので利用できる(まともに動く)OSは、少ないと思います。Arch Linuxもギリギリでした。そこで目を付けたのがChromium OSです。ただ、どうやらLinuxのディストリビューションとは少し異なるような感じです。Chromium OSは、PCにインストールできるよういろいろなところでカスタムビルドが用意されているようです。Google御用達のようなものはなさそうです。その中で有名なのがCloudReady。NeverWare社が提供しているものです。以下のURLから早速ダウンロードします。
https://www.neverware.com/freedownload
データファイル
データをダウンロードしたら次は、メディア作成です。zipファイルなのですが、展開(解凍)していただくと、.binファイルができあがります。Linuxのディストリビューションでは、ISOファイル形式で配布されることが多いのですが、なぜか.binです。昔のMacintoshのバイナリーを彷彿させます。
転送ソフトは、Googleの「Chromebook リカバリユーティリティ」を使用します。Googleアプリ「chrome://apps」の「ウェブストア」からインストールします。
ダウンロードしてきた.binファイルを指定します。
USBメモリー
USBメモリーは、8GBか16GBのものを用意します。どうやらこのUSBメモリーは、Mobile Typeになるようなので、使用環境を保存するための容量が必要なようです。単なるインストールメディアとして使うわけではなく、持ち歩きの用のUSBメモリーのようです。
あとは、画面に従って進めていただければ大丈夫です。時間は結構かかりました。20分くらいかかったでしょうか。
まとめ
これでメディアが作成できました。あとは、これを使って、ThinkPadにインストールするだけです。でも、長くなったので、インストールは次回の紹介とします。