[特実意商] 特許事務所の数(2018-2019)

お詫び: 前々回の記事及び前回の記事で、2019年及び2018年の 特許事務所の増減を記載しておりましたが、集計にミスがありました。大変、申し訳ありません。 ですが、懲りずに2018年1月から2020年1月までのデータをもとに2018-2019の特許事務所の数を分析してみました。

2018年及び2019年の1月データ

まずは、2018年1月、2019年1月 及び 2020年1月に集計したデータ数と各差分。

集計した年/月2018年1月 2019年1月 2020年1月
集計時点の総数3,094 3,126 3,135
前年から存続した数2,9352,974
2年間存続した数2,806

総数を見ると特許事務所の数としては、わずかながら増加しています。そして、2千9百程度の事務所が前年から引き続き経営を続けていることがわかりました。しかし、2年間継続して存続している数は、2,806個でした。

新設特許事務所の分析

前々回の記事及び前回の記事で記載したように2百弱の特許事務所が一年のうちに新設されています。上記の2018-2020の2年を通して、存続している事務所数から2020年の事務所数の総数を引いた329(=3,135-2,806) 個 が2年間で新設された事務所といえます。

新設
2018-2019191
2019-2020161
2018-2020329

2018年と2019年の新設された事務所数を単純にたすと、191+161=352個になります。つまり、2018年に新たに作られた191個の事務所のうち23(352-329)個の事務所は、2020年1月までに消えてしまったことになります。逆に言うと2018年に設立された事務所の87%は、生き残ってがんばっているということです。

まとめ

特許事務所を創設する 弁理士 、閉じる弁理士、経営を続ける弁理士、いろいろな経緯があって特許事務所は経営されているのと思います。特許出願ココでは、集計などして見える化し、がんばる弁理士を応援していきたいと思います。

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