[特実意商] 2018年の特許事務所の増減

(2020年2月1日付)お詫び:特許事務所が減少していると記載しておりましたが、住所変更したものを加算して総数を出しておりました。修正し、記事を書き換えました。大変、申し訳ありません。

前回の記事の2019年の事務所の増減が意外と面白かったので、2018年のデータもとってみました。前置き部分は、前回と同じ内容です。前回記事と違うところは、データ及び結果です。

特許出願ココでは、弁理士ナビより、特許事務所に所属の弁理士の情報を毎月取得しております。これは、特許出願の公報に記載の弁理士が出願時の所属事務所を知るために必要になるためです。今回は、その情報から弁理士が所属している事務所の数の2018年の増減を調べてみました。つまり、(弁理士ナビ上での)事務所の新設及び終了の数です。

2018年及び2019年の1月データ

まずは、2018年1月及び2019年1月の事務所数。

年月2018年1月2019年1月
3,094 3,126

これを見ると事務所数は、3千台だったものが 3千百を超えてました。2018年は、全体で32件増加しています。自らが所長になった弁理士が、事務所を閉める方より多かったということですね。

2018年の内訳

2018年と2019年とのデータで同じ事務所と新たに加わっている事務所とを解析してみると、以下のようになりました。

2019年1月の総数2018年から存続新設
3,1262,935191

2018年という年を生き抜いた事務所は、 2,935個。新たにできたのが191個。2018年に消滅した事務所の数は、159個になります。

まとめ

弁理士及び事務所の定点観測から、2018年の事務所の新設等を出してみました。2018年は、 2019年より特許事務所が増えた数が大きくなっています。この2年は、事務所の総数は、増えているようですが、伸びは減っています。

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