[PC] Software License Manager(WordPressのプラグイン)〜c#アプリケーションへの応用へ:その1〜
Software License Manager Plugin for WordPressの利用(その1)
| 1.SLM設定 | 2.ライセンスキー作成 | 3.ライセンス確認確認 |
c#で作成したソフトウェアのためライセンス管理の実装をいろいろ検討していました。今までは、独自で作ったサーバー認証で管理をしようと実装していたのですが、それがうまく動作しませんでした。そこでいろいろ調べていたらWordPressのプラグインに商品の販売・管理をするプラグインがあることを知りました。
wooCommerce
一番最初に見つけたのはwooCommerceというプラグインです。これはWordPressで商品売買するためのプラグインでした。wooCommerceは、REST APIを使用して通信を行うためwooCommerceを動作しているサーバー以外のWordPressからも利用できるものです。REST APIということは、PHPのみならずc#などの言語にも応用できるものです。実際にwooCommerce.NETというプログラムを公開しているサイトもありました。
しかし、私の要望にはあいませんでした。というのも、商品の支払い等に強いプラグインらしくソフトウェアのライセンス管理だけという要望には大きすぎるものだったからです。wooCommerce+ライセンス管理プラグインもあるのですが有料なものが多く、資本がない私には利用できない代物でした。
Software License Manager
無料のプラグインを諦めかけていた矢先、遂にSoftware License Managerというプラグインを見つけました。無料であること、WordPressで動作すること、REST API対応であることから私のやりたいことにピッタリでした。
構成
プラグインのWordPressへのインストールは、通常のプラグインと同じなので割愛します。インストールして、有効化すると、設定することができます。設定は、必要十分として以下の内容だけ確認しましょう。
- ライセンスキー作成のための秘密キー(以下、作成キー)
- ライセンスキー操作のための秘密キー(以下、操作キー)
- ライセンスキーの先頭文字
管理内容
ライセンスキーの管理内容としては、8項目あります。
- ID
- ライセンスキー
- 状態
- 許可ドメイン数
- 作成日
- 更新日
- 消滅期限日
- 製品情報
状態には、”Pending”, “Active”, “Blocked”, “Expired”があり、状態を変えることができます。また、”消滅期限日”も管理できるのでソフトウェア管理にもってこいのプラグインなのです。
少し長くなりそうなので、今回は、お知らせレベルで終了することにします。