[日誌] GWにやっていたこと
GWにやっていたこと
~今回はぼやきです~
- WindowsでApache等
- まだ無料でWindows 10にアップグレード
パソコン整理
このサイトは、自分のお小遣いを資金として運用しております。従って、数万円をインフラに突っ込んだりすることができません。現在使っている自宅サーバーは、ジモティで1,700円の安値で購入したThinkpad X61です。CPUがCore2Duoの非力なPCです。あと、自宅には、液晶が壊れたHP Spectre Xt (Core i5)と、キーボードが壊れていたDynabook T451/46EW (Core i5)のノートPCがあります。その他、デスクトップPCやらPowerBook 180、Macintosh SE/30といったものがあります(家のものからすればガラクタ?!)。自宅サーバーに使えるものは、消費電力上わりと新しいところのノートPCしかあり得ないため、上記3つのノートPCが選択肢です。
Thinkpad X61
これは以前書いたので省略。
HP Spectre Xt
SSDを積んでいるHP Spectre Xtをサーバーに使うのが最も速いサーバーにできるのですが、ディスプレイが壊れているとはいえ、Linuxに入れ替えるのは忍びない。Window 10マシンとして、まだまだ十分使えるので、OSとともにこのPCはキープしたい。
Dynabook T451/46EW
Dynabook T451/46EWは、キーボードが壊れていて、実家の押入れの中に入っていたものをただで貰い受けてきたものです。amazonnでキーボードのパーツだけを購入し、取り替えたところ無事に動き出しました。USBのポートが3つ中2つ死んでいることと、OSが購入時のままのWindows 7というところが残念なところですが、このPCも使える!! 重さ2.4kgで持ち運びするには、重すぎるのですが、750GBのハードディスクがあるし、Visual Studio などの開発環境を入れるには最適。なので、これもサーバーにはしたくない。消去法的に、やっぱり今のThinkpad X61にがんばってもらおうということになり、Archlinuxを入れてがんばってもらっています。
Apache, PHP7, mariaDB on Windows
しかし、前回の記事を書いていたときに自宅のルーターでポートフォワーディングをしているのみであれば、ポートフォワードされる側は、別にWindowsのPCでも良いのではないかと思い始めました。各利用アプリケーションに脆弱性がなければ、OSにまで影響する場合がすくないのではないかと考えたわけです。
そこで、WindowsにネイティブのApache、PHP7、mariaDBを導入して、WordPressを運用しようと考えました。PCは、HP Spectre Xtです。ディスプレイを失っているので、外部ディスプレイに写しながら設定です。以下のホームページを参照しながらApacheとPHPを入れました。
[blogcard url=”https://kt-kiyoshi.com/wp/tech/apache_php_on_windows10_without_xampp/”]
違いとしては、PHPのバージョンを最新(2017.5.8現在)の7.1にしたところです。ここまでは、すぐに設定することができ、PHPのphpinfo()関数での動作確認が終わりました。
mariaDBも最新バージョンを入手し、インストールを行い、動作確認までできました。
しかし、そこからがうまく移植できません。ArchLinuxでできたことがうまくいかないのです。もう少し、時間が必要です。
Windows 10
上の作業を行っているときに、パソコンりかばり堂本舗さんのブログに「まだWindows10インストール履歴のない7PCをCreators Updateでアップグレード」というページを見つけたのです。
[blogcard url=”https://www.ikt-s.com/upgrade-7pc-creators-update/”]
押入れで寝ていたのでWindows 10のインストール履歴はないはずだと思い、古いSATAを引っ張り出し、そのハードディスクにクリーンインストールを試みました。そうすると上記ホームページに書いてあるとおり無事にCreators Updateがインストールできたのです。確認がとれたので、元々の750GBのHDDにクリーンインストールしなおしました。Windows 10になり、ついでに開発環境をVisual Studio 2017 communityにしました。Dynabookは、Office Home & Bussinessが付いていたものだったので、Microsoftの「以前のバージョンのOfficeをダウンロードする」から、インストールファイルをダウンロードし、無事にOfficeまでインストールすることができました。PC販売時によくバンドルされているメーカー作成のソフトが何もない、Microsoftの製品だけの素のPCを作り上げることができました。
[blogcard url=”https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/office”]
Windows Subsystem for Linux (WSL)
Creators Updateをクリーンインストールできたので、次は、以前からやってみたかったBash on ubuntu on Windowsをインストールしてみました。ベータなのですが、Windowsでubuntuが使えるのです。Apache, PHP, mariaDBでubuntuで動かし、WordPressを移植できたら、上で書いたSpectre XtのWordPress動作環境を変更すればよいと考え、チャレンジしてみました。問題なくApache, PHP, mariaDBは動くですが、bash on ubuntuを動かしていないとApacheが動かないことが判明。bashを起動時に実行することも可能なのですが、いまいちスマートでない。悩んだ末に、WSLでWordPressを動かすのも断念。
まとめ
つまりGWにしたことは、労多くして功少なしを実感したことでした。現在もThinkpad X61ががんばってます。Spectre Xtに変更できるようにがんばっていきたいと思います。ヤフオク、ジモティ等で古いPCを購入された皆さん、Creators Updateを試す価値はあると思いますよ。使われていなかったPCならかなり高い確率で未だに無料でアップできるのではないでしょうか。お楽しみあれ。