2021年公開時に新規性喪失の例外を適用している出願人ランキング

ゲーム? 大学勢

新商品の発表をいち早く行いたいゲーム業界や研究発表がメインの大学は、特許出願においては、新規性喪失の例外を適用する場合が多いようです。

インターネット利用による公報発行サイトより2021年に公開された案件を集計してします。

公開時の新喪例適用ランキング(出願人編)

特許出願前に自ら「公然知られた発明」又は「公然実施をされた発明」などにしてしまった(特許法第29条第1項各号)場合、発明の新規性の喪失の例外を適用すれば、新規性の喪失を免れることができます(同法第30条第1項)。今回は、新規性喪失の例外を適用した出願人ランキングです。5件以上適用している出願人のランキングを表示します。ぴったりトップ100となりました。

順位出願人公開数
1グリー株式会社59
2株式会社コナミデジタルエンタテインメント55
3日本電信電話株式会社42
4株式会社バンダイ41
5国立大学法人 東京大学37
6積水ハウス株式会社29
7株式会社竹中工務店27
8国立研究開発法人産業技術総合研究所26
9ヤフー株式会社22
10ミサワホーム株式会社21
11国立大学法人東北大学21
12国立大学法人大阪大学20
13国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構20
14株式会社 伊藤園19
15株式会社寺岡精工18
16国立大学法人東京工業大学18
17株式会社川島製作所18
18国立大学法人京都大学17
19日野自動車株式会社17
20株式会社コロプラ17
21清水建設株式会社17
22国立大学法人九州大学16
23株式会社 ディー・エヌ・エー14
24マツダ株式会社13
25エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社13
26国立大学法人東海国立大学機構13
27本田技研工業株式会社13
28株式会社大林組13
29学校法人立命館12
30東京電力ホールディングス株式会社12
31株式会社半導体エネルギー研究所12
32株式会社スクウェア・エニックス12
33株式会社サテライトオフィス11
34国立大学法人神戸大学11
35凸版印刷株式会社11
36大和冷機工業株式会社11
37国立大学法人信州大学11
38東京都公立大学法人10
39日本放送協会10
40株式会社コナミアミューズメント10
41株式会社国際電気通信基礎技術研究所10
42コニカミノルタ株式会社10
43学校法人早稲田大学10
44株式会社オカムラ10
45三協立山株式会社10
46株式会社奥村組9
47株式会社Mobility Technologies9
48公益財団法人鉄道総合技術研究所9
49王子ホールディングス株式会社9
50国立大学法人北海道大学9
51ネイバー コーポレーション9
52パナソニックIPマネジメント株式会社9
53カゴメ株式会社9
54国立研究開発法人物質・材料研究機構9
55国立大学法人金沢大学9
56株式会社Cygames9
57株式会社ユピテル9
58昭和飛行機工業株式会社9
59国立大学法人 熊本大学8
60東日本旅客鉄道株式会社8
61YKK AP株式会社8
62一般財団法人電力中央研究所8
63ピクシーダストテクノロジーズ株式会社8
64IoT−EX株式会社8
65学校法人日本大学8
66国立大学法人 筑波大学8
67鹿島建設株式会社8
68小林製薬株式会社8
69国立大学法人秋田大学7
70国立大学法人千葉大学7
71国立大学法人山梨大学7
72株式会社カプコン7
73東日本電信電話株式会社7
74株式会社メルカリ7
75株式会社LIXIL7
76国立大学法人東京農工大学7
77シーピー化成株式会社7
78国立大学法人広島大学7
79フクシマガリレイ株式会社7
80KDDI株式会社7
81太平洋セメント株式会社7
82日鉄鋼板株式会社7
83株式会社JVCケンウッド7
84サントリーホールディングス株式会社7
85国立大学法人静岡大学7
86株式会社ヨコハマ・モーターセールス7
87株式会社遠藤照明6
88積水化学工業株式会社6
89株式会社電通6
90株式会社コーエーテクモゲームス6
91学校法人幾徳学園6
92三井住友建設株式会社6
93昭和電工マテリアルズ株式会社6
94国立大学法人 長崎大学6
95興和株式会社6
96ピジョン株式会社6
97株式会社東芝6
98キユーピー株式会社6
99片倉コープアグリ株式会社6
100東洋ライフサービス株式会社6
特許出願公開の新喪例適用ランキング

感想

1位のグリー株式会社は、ゲームでしょうか? 2位のコナミや4位バンダイは、明らかにゲーム業界でしょうから、ゲーム業界が上位に来ていることがわかります。ゲームは、新鮮味が必要ですから、開発と公開時期が近いのでしょうね。特許出願としても大変な業界なんですね。

次に注目は、大学です。東京大学を筆頭に24もの大学がトップ100の中に入っていました。およそ1/4が大学で占められています。今回は単純に新規性喪失の例外を適用する数を数えているだけなので、各出願人の出願の絶対数はわかっていないのですが、各出願人の出願数に対する適用率は、かなり高いのではないかと思われます。やはり、大学は研究発表の場が最優先で、そのあとに特許出願をするのでしょうね。

その他、NTTやKDDIが入ってますし、またもやいました「小林製薬」。前回の出願審査請求ランキングに続き、ここでもランクイン。なぜか気になる会社です。

おまけで実用新案編

順位出願人公開数
1富山スガキ株式会社14
2株式会社ドウシシャ7
実用新案公報の新喪例適用ランキング

まとめ

本件は、自動プログラムで算出したデータを基に出力しております。気になる点などないか目を通してから投稿しておりますが、気になる点などありましたら、コメントいただければと思っております。みなさんに少しでも興味を持っていただければ幸いです。

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